682

教員名

寺 谷 広 司

曜 日

火  曜日

時 限

5  限

教 室

A 2

帝国の時代と国際法

アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『マルチチュード(上)(下)――<帝国>時代の戦争と民主主義――』(幾島幸子訳、日本放送出版協会、2005年(原著2004年))

 

内容・すすめ方

 

(目的・内容)今日の国際社会における「戦争」「民主主義」の意義について、特に国際法との関係を意識しつつ、考察する。@『帝国』で広く知られる著者によって書かれた上記教材の第1部「戦争」と第3部「民主主義」を購読しつつ(ゼミ全体の半分程度をあてる)、Aこの内容と関連する国際法文献・判例等を加えて検討対象とする。その際、ゼミ生の選好と参加人数を考慮しつつ、2、3回分は英語文献を入れることも考えている。

 

(進め方)レジュメを用いた各人の報告とそれに対するコメント、それに続く討論という一般的な形態で進め、各ゼミ生は最終的にそれをレポートにまとめる。上記教材は各自、生協等で購入のこと。その他はこちらで用意する。ゼミはかなり長く延長することが通常なので、ゼミ後に用事をいれないこと。参加希望者は、自分がどのような関心をもっているか(過去の勉強や活動)とゼミに対してどのような寄与が可能であるか(ないし自分の個性)を志望理由欄に記入すること。別紙を添付しても構わない。個性溢れる学生を歓迎する。